伊月庵 花守祭 ご参加ありがとうございました!

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    私たち夏井&カンパニースタッフの代わりに、

    終日、伊月庵に来て下さる方々をお迎えしてくれたのが、「あしらの俳句甲子園」実行委員会の面々でした。ほんとうは、道後公園で花見をする予定だと聞いていたのですが、伊月庵に場所を変更し、県内外から伊月庵を訪ねてくれる皆さんを迎えてくれたそうです。ほんとうにありがとう。

     

    私たち一家は色々とやるべきことが山積みで、今日もバタバタしておりましたが、十七時の後片付けまで参加してくれた皆さんと記念写真を撮ることができました。

    来て下さった皆さん、ほんとうにありがとう。

    来年こそは、晴れやかにお会いできますように。


    『伊月庵通信2023春号』 季語の座   野村起葉の巻

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      自分にとって安心して学べる、心地よく繋がれる。

      そんな場所を、それぞれが見つければよいのです。

      それが、長〜く俳句と付き合っていくための、大事な選択なのだよ。

       

      『伊月庵通信2023春号』の「季語の座」を射止めたのは、野村起葉さんでしたね。

       

      ■俳号 野村起葉
      ■お便り
      組長、兼光さん、正人さん、カンパニーの皆様、いつもありがとうございます。
      コロナ禍より俳句に挑戦、radikoで毎晩一句一遊を聴き、組長の言葉に勇気を貰い、俳号だけ知るいつき組の方達に憧れて、1年前から伊月菴通信の読者となりました。


      昨年末はどうしても組長にお会いしたくて三島の句会ライブに参戦、本物の組長と正人さん、兼光さんが舞台に登壇された時に胸がいっぱいになりました。


      今回、伊月庵通信冬号で季語の座20句に選んで頂き、更に春号でたくさんの方に選を頂き、素晴らしい選評を頂きました。こんな幸せな出来事が起こるなんて、何処にどうお礼を伝えたら良いか、とお便りさせて頂きました。組長の作ってくださった広場の暖かさにとても強く支えられています。その広場の端っこでたくさんの刺激を感じながら、これからも長く長く学んでいきたいと思っています。本当にありがとうございます。感謝を込めて。

      野村起葉より


      『伊月庵通信 2023春号』 伝えたい思い  夏井いつき&平本魚水

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        『伊月庵通信2023春号』の放歌高吟のエッセイ、そして作品。

        読んで下ってありがとう。

        真摯なお便り、有難く拝受しています。

         

        自分が書いたものについて、ここまで真剣に深く考えて受け止めてくれる仲間がいること。

        冥利につきる、というものです。

         

         

        ◆俳号 平本魚水

        ◆お便り

        組長、兼光さん、カンパニーの皆さま、こんにちは。
        昨日、我が家にも伊月庵通信春号が届きました。
        「放歌高吟」はいつも楽しみにしているのですが、今回はとりわけ心に沁みるものがありました。

        俳句のある暮らしを始めてやっと5年目。1年前までは句会に参加したこともなく、ただ一人で俳句を作り、組長の選のあるところに投句するという日々を送ってきました。


        俳句の上達という点で、その方法は賢明ではなかったかもしれませんが、自分の納得するやり方で俳句と付き合っていきたいという気持ちに正直でありたかったのでした。今月号の「放歌高吟」の組長のお言葉は、そんなふうに俳句と付き合ってきた私を、強く支えて下さる大きな力のように感じました。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。


        作品十二句「雪はすでに」には戦慄が走りました。

           ストーブや園長室といふ貧相
           子ら叩き出す冬晴の園庭へ
           山茶花のつぼみころころころ転生


        園児らの声、子らを慈しみ育てることに大いなる喜びを感じる園長先生、そんな園長先生と志を同じくする若い先生たち、そんな景色が見えます。

           鴨の尾や鉄色の波ひたひた来

        ここで私は立ち止まざるを得なくなります。「鉄色の波」とは。

           冬晴を行くべし我ら勇者の子

        ああ、子どもらが腕白に歩いているのか。
        そう安堵した途端、冬蝶が。

           かの園生には冬蝶の渦巻ける

        「かの園生」とは。
        「冬蝶」はなぜ渦を巻くのか。

           雪催これは鉱物由来の雲

        「鉱物由来」とは。
        空に存在する「鉱物」とは。

           雪はすでに汚れて降てくるのです

        「鉱物」によって汚れた雪か。
        雪は美しい結晶たりえないのか。

           吸ふ息に霙のまじる担送車

        ここまで読むと、もう私の脳裏には、連日放映されているウクライナ、ロシアの惨状がフラッシュカードさながらに浮かびます。

           吹きすさぶ荒星響声破笛丸

        組長、喉を傷めてらっしゃったですものね。でもこの流れで読むと、響声破笛丸など存在し得ないウクライナの冷たい空に私の心は及びます。

           土星の輪は冷たいこんにやくの臭ひ

        こんにゃくにどこか錆びた金属の臭いを感じるのは私だけでしょうか。
        錆びた鉄…。
        錆びた戦車…。

           老人がゐて冬蜂がゐて戦争

        震えました。
        恐ろしいと思いました。
        同時に、組長の静かな怒りを感じました。
        戦争は悪である、と信じない為政者、民衆、世論への怒りを感じました。

        「冬蜂」のお句から再び「ストーブ」のお句へ戻ります。
        もう私には、窓越しの暖かい日差し溢れる園長室の映像は見えません。「貧相」な園長室は荒らされています。破壊されています。「子ら」を「叩き出す」のは軍服を着た他国の兵士かもしれません。

        戦争を選択する為政者は、「山茶花のつぼみ」が転がって転生したからなのでしょうか。または、「山茶花のつぼみ」が「ころころころ転生」すれば、クレイジーな為政者に今とは違う来世があるのでしょうか。

        空には鉄の塊が、人々の暮らしを豊かにするためでなく、命を奪うために飛んでいる。
        それによって「雪はすでに汚れて」降る。

        「雪はすでに」の十二句を、何度も読み返しました。
        俳句という一七音に込められた、深い思いを感じとりたいと思いました。

        もしかすると私の読み方は間違っているのかもしれません。
        間違っているのかもしれないけれど、私が感じたことをお伝えしたくお便りをした次第です。

        自分のために俳句を詠む。
        自分の目で見たもの、感じたことを詠む。
        時にその句が誰かの心の琴線に触れ、誰かを救うかもしれない。
        そんなふうに俳句と付き合っていきたい。
        改めてそう思いました。
        組長、本当にありがとうございます。
        私もまたぽつぽつ頑張ります。

        まだまだ寒い日が続きます。どうぞ皆さま、お身体にお気をつけて。
        長文失礼致しました。
        魚水より


        犬山紙子さんが伊月庵に来てくれてた?!

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          いつき組組員からこんな情報が届きました。

          紙子さん、来てくれたのね!

          ありがとう♪

           

          https://twitter.com/inuningen/status/1622130532237852672?t=XnKLPiv16m08dyFY3H7DXQ&s=09

           

           

          私たちは、九州でロケぢゃ〜(笑)

           

           


          伊月庵通信2022秋号届きました!  穂積天玲の巻

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            どこかで誰かが見て下さっている。

            その思いを改めて嚙み締めたお便りです。

             

             

            ◆俳号 穂積天玲
            ■お便り
            組長!
            伊月庵通信2022秋号届きました。

            季語の座「日永」では拙句

            「今日何度目の膝付く自転車屋の日永」

            を20句に選んでくださり、ありがとうございました。
            そして、選をしてくださったみなさまありがとうございました。

            さっそく!
            この句の種である自転車屋さんに報告に行きました。

            大洲市長浜町にある寺岡自転車さんは、今井夕子さん、西川由野さんのお二人が選評に書いてくださった通り(見たの!?ていうくらい)の自転車屋さんで、長浜町民はこの方のおかげで安心して自転車に乗れます。
            そして、全国唯一の部活・水族館部のある長浜高校存続のための活動ほか、地域のための活動をこまやかにされています。

            今回、ご本人には寝耳に水のこの句のご報告に行ったのは、自分の句もともかく、お二人の選評がとても素敵でじぃんとなりまして、ぜひご本人にも読んでいただきたかったからです。

            寺岡さん、南海放送ラジオをずっとかけて聞いておられ、俳句甲子園立ち上げの頃から最近ではやの部屋の姉妹対談もお聞きになっていました。(もちろん一句一遊も)

            夏井組長とは同い年の65歳、「夏井先生とぼくが一回だけもの言わしてもろたのは、柴のどろんこバレーにおいでとったとき」とのことで、静かに、長〜く見守ってこられている、こういう奥ゆかしいファンの方って、ほかにもたくさんいらっしゃるんだろうなあ、と思った次第です。

            同い年の組長も寺岡さんも、ますますお元気で活躍されることを感謝とともにお祈りいたしております。

            穂積天玲より

             

            天玲さん、

            なんと、いつき組有志が「どろんこバレー」に出場していた頃の話ですね!

            同じ泥田に立っていたのですね、テラオカさん。いや〜懐かしい。

            そして、長浜高校のための活動も続けておられるとは。

            頑張ってる同級生六十五歳がいると思うと、こっちも力を貰えます。

            これからも「いつき組」の活動も見守ってくださいね。 組長より


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