8才の新しい季語体験は「海鞘」
ツユマメから季語体験の特派員レポート。
ツユマメ8才は、たしかこの間のNHK『俳句王国がゆく』〜おうちde俳句を詠む〜でも、俳句を紹介してたんじゃなかったかな。壁塗りの指跡の句だったよね。新しい季語体験は「海鞘」♪
■お便り
夏井組長、正人さん。そして夏井&カンパニーの皆さんこんにちは。
一句一遊の兼題「海鞘」
我が家のちびっこ俳人ツユマメ末っ子@8歳が、見たことも食べたこともないものは俳句が詠めないというので、早々に楽天でお取り寄せしていたのですが、出荷制限があるとかで待てども待てども届かず。
あきらめていたら、なんと締め切りの日5月31日に届きました!
あわててyoutube先生で調べて、末っ子自らさばいて、
それを今度はクックパッド先生に頼って刺身、酢の物、バター炒めで食してみました。
うーーんお味は子どもたちにはいたく不評。
私の酒のつまみには最高でした。
その後、末っ子はすぐに海の生き物事典を引っ張り出して
生態を調べておりました。
俳句のおかげで料理、食育、生物のお勉強・・・。
何事も実体験に勝るものはないぁと感じました。
これも俳句と、夏井先生との出会いのおかげです。 ツユマメ
ツユマメ&ツユマメ8才くん、レポートありがとう!
海鞘捌いてる顔が傑作だね(笑)
いつも思うのですよ。
俳句を始めるってのは、総合学習の最たるものだと。
だって、ほら、今回のツユマメレポートを読むだけで、ツユマメ8才はどれだけの学びを手にしていると思う?
「海鞘って知らないものを俳句に書けない」から始まる学びは、
海鞘という生き物の生態を調べ、料理法を調べ、実際に包丁をもって体験する。理科・家庭科・国語そして何よりも大事な「主体的に学ぶ習慣」を手に入れていくのです。
そして、大人たちにとっては、生涯学習の最たるものとなるのだと。
豊かな学びのある人生。
それを知る人が増えてくれる。
これもまた、俳句の種蒔きという活動の喜びです♪
- 2020.06.02 Tuesday
- 「いつき組」特派員レポート
- 16:00
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- by 夏井いつき